ホワイトニングとは、歯に薬剤を浸透させて漂白し、くすみや黄ばみを取り除き、本来よりも白い歯へと導く施術です。
美容やエイジングケアの効果があり若々しい印象の口元を実現できます。歯を削ったり麻酔を使用したりすることなく、歯を白くすることが可能です。
当院では、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、そして両方を組み合わせたデュアルホワイトニングを導入しております。患者様のご希望に添った方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

歯の汚れの原因には歯垢や歯石によるものと、着色汚れがあります。飲食物や喫煙の影響で歯が茶色や黄色に変色します。また、加齢によって象牙質の黄色が透けて見えたり、特定の薬剤を服用することで変色したりすることもあります。

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングです。歯茎を保護して歯に薬剤を塗り、特殊な光を当てて内部から歯を白くします。1回10～30分程度と短時間で高い効果を得られますが、持続性はホームホワイトニングの方が優れています。

当院では、刺激が少ないミュゼホワイトニングを導入しております。従来のホワイトニングは、施術後に飲食を制限する必要がありました。また、次回の施術までに1週間以上空ける必要があるため、より早く白くしたい方のニーズを満たすことができなかったのです。
ミュゼホワイトニングは分割ポリリン酸を含む薬剤を使用することで、制約を受けることなく、歯への刺激が少ないホワイトニングを行えます。また、歯の表面がつるつるになるため、歯垢が付着しにくくむし歯リスクを軽減できるメリットもあります。

ミュゼホワイトニングの分割ポリリン酸ナトリウムが歯の表面の汚れを優しく落とすとともに、過酸化水素が歯を内部から漂白します。そのため、刺激の原因となる過酸化水素の濃度を低くしても、分割ポリリン酸による十分な漂白効果を得られます。

過酸化水素によって脱水した部分に分割ポリリン酸が入ってうるおいを与え、歯へのダメージを抑えます。それにより、施術中や施術後の痛みを軽減できます。

分割ポリリン酸は、歯をコーティングすることで表面をつるつるにするため、施術後は歯に歯垢が付着しにくくなり、むし歯・歯周病の予防効果を得られます。オプションのポリリンコーティングを行えば、より高い効果が期待できます。

過酸化水素によって歯が脱水状態になると、しばらくの間は水分と色素を吸収しやすくなるため、施術後は食事制限をしなければなりません。ミュゼホワイトニングは歯の内部にポリリン酸が入りこむことで脱水状態を防ぐため、施術後に飲食制限は不要です。

歯の表面のエナメル質に細かな凹凸をつけることで光を乱反射させて、象牙質の黄色を見えにくくする効果を得られます。また、酸によって溶け出した成分が歯に戻る「再石灰化」という現象を促す働きもあるため、透明感を維持しやすくなります。

ホームホワイトニングとは、ご自宅でご自身の手で行っていただくホワイトニングです。歯科医院で作製したマウスピースに薬剤を入れ、1日数時間の装着を2～4週間程度続けることで歯を白くします。希望の白さになるまでに時間がかかりますが、色の後戻りがしにくく白さが長く持続します。

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングで歯を白くして、ホームホワイトニングで白さを持続させるホワイトニング方法です。

ウォーキングブリーチとは、むし歯や外傷などで神経を失った歯に対し、内部に漂白剤を入れて白くする施術です。

ホワイトニングの施術後は色素が付着しやすくなっているため、コーヒーやワイン、カレーなどの色の濃い飲食物は避けてください。また、食後は口をゆすいだり歯を磨いたりして、少しでも着色のリスクを軽減させることが大切です。

色の後戻りを抑えるために、トリートメント剤やコーティング剤を使用する方法があります。当院では、患者さまのご希望をしっかり確認したうえで、最適なホワイトニングをご提案いたします。事前のカウンセリングで疑問や不安を全て解決してから施術を開始いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。