第一章:歯を抜く矯正と抜かない矯正の基本
歯列矯正には大きく分けて「歯を抜く矯正」と昔流の「歯を抜かない矯正」があります。どちらが良いのか、どちらが自分に合っているのかは一概には言えません。この章では、それぞれの矯正方法の基本について解説します。
歯を抜く矯正
歯を抜く矯正は、主にワイヤー矯正で行われることが多いです。この方法は、歯が密集している場合や、大きなズレがある場合に昔から行われてます。しかし、抜歯にはリスクもあり、後に噛み合わせに影響を与える可能性がありオススメしません。
歯を抜かない矯正
歯を抜かない矯正は、マウスピース矯正などが該当します。この方法は、ほとんどのケースに適しています。スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、このような矯正方法を多く取り扱っています。
スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な矯正方法を提案していますので歯を抜く事は原則ありません。そのため、しっかりとした診断が必要です。
2021年にスマイルライン歯科・矯正歯科でインビザライン矯正治療を受けられた患者さん172名中、親知らず以外の抜歯が必要だった方は0名です。
2022年にスマイルライン歯科・矯正歯科でインビザライン矯正治療を受けられた患者さん255名中、親知らず以外の抜歯が必要だった方は0名です。
2023年にスマイルライン歯科・矯正歯科でインビザライン矯正治療を受けられた患者さん278名中、親知らず以外の抜歯が必要だった方は0名です。
第二章:歯を抜く矯正のメリットとデメリット
前章では、歯を抜く矯正と抜かない矯正の基本について解説しました。この章では、歯を抜く矯正のメリットとデメリットに焦点を当てます。
メリット1:効果的な矯正が可能 歯を抜くことで、歯列が整いやすくなります。特に、大きなズレや密集している場合には効果的ですが、色々な副作用があります。睡眠時無呼吸症候群も注意が必要です。
メリット2:治療期間の短縮 歯を抜くことで、スペースができるため、治療期間が短縮される場合がありますが、逆に墨間が空いたままの場合もあります。
デメリット1:抜歯のリスク 抜歯にはリスクがあります。感染症のリスクや、噛み合わせに影響を与える可能性があります。
デメリット2:後悔する可能性 抜歯後に後悔する人も少なくありません。特に、母親が過去に抜歯矯正をして後悔する人が多いため、子供だけは歯を抜かずに矯正したいと希望される方が多いです。 スマイルライン歯科・矯正歯科博多の取り組み スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、抜歯の危険性と生涯リスクをしっかりと説明し、患者さんが納得のいく治療を受けられるようにしています。
第三章:歯を抜かない矯正のメリット
前章では、歯を抜く矯正のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。この章では、歯を抜かない矯正のメリットに焦点を当てます。
メリット1:自然な仕上がり 歯を抜かない矯正では、自分の歯をそのまま使うため、より自然な仕上がりが期待できます。
メリット2:抜歯のリスクがない 歯を抜かないため、抜歯に伴うリスク(感染症、噛み合わせの問題など)がありません。
デメリット1:治療期間が少しだけ長くなる可能性 スペースを作らないため、治療期間が長くなる可能性があります。
第四章:歯を抜く矯正と歯を抜かない矯正
どちらを選ぶべきか これまでの章で、歯を抜く矯正と歯を抜かない矯正のメリットとデメリットについて詳しく解説してきました。この章では、それぞれの方法について、どのような状況や条件で選ぶべきかについて考察します。
条件1:年齢と生活環境 若い患者さんや、社会人で忙しい方は、治療期間が短い治療方法としてマウスピース矯正し抜歯しない治療を選択される事が多いです。
条件2:費用 歯を抜かない矯正は、場合によっては費用が高くなる可能性があります。予算に余裕がある方は、この方法も選択肢に入ります。
条件3:美容と健康 歯を抜かない矯正は、より自然な仕上がりを期待できます。美容を重視する方、または健康面で抜歯を避けたい方にはこの方法が適しています。 スマイルライン歯科・矯正歯科博多の取り組み スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、患者さんのライフスタイル、予算、美容と健康の要望に応じて、最適な矯正方法を提案しています。 まとめ 歯を抜く矯正と歯を抜かない矯正、どちらを選ぶかは、多くの要素に依存します。スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、それぞれの患者さんに最適な治療を提供するために、多角的な視点から治療方法を選定しています。
第五章:矯正治療を成功させるためのポイント
矯正治療は長期間にわたるものです。成功のためには、患者さん自身が積極的に関与することが非常に重要です。この章では、矯正治療を成功させるためのポイントについて詳しく解説します。
ポイント1:定期的な通院 矯正治療は、定期的な通院が必要です。治療計画に忠実に従い、予定通りの通院を心がけましょう。
ポイント2:口腔ケア 矯正装置をつけていると、食べ物が詰まりやすくなります。そのため、しっかりとした口腔ケアが必要です。
ポイント3:矯正装置の管理 矯正装置はデリケートなものです。取り扱いに注意し、定期的に専門の医師によるチェックを受けましょう。 スマイルライン歯科・矯正歯科博多のサポート スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、患者さん一人ひとりに合わせたアフターケアとサポートを提供しています。これにより、矯正治療の成功率が高まります。 まとめ 矯正治療を成功させるためには、患者さん自身の積極的な参加が必要です。スマイルライン歯科・矯正歯科博多では、そのための全面的なサポートを行っています。
【監修】
歯科医師:大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。